はいはい、俊輔俊輔


もう、なんか、全体的に「・・・・」って感じだったので、貼っておく。

<TALK★FOOTBALL>俊輔が激白 南ア2発で稲本超える


 6月開幕のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本代表のキーマンとなるMF中村俊輔(31)が8年ぶりにJリーグに復帰。レッジーナ(イタリア)に始まり、セルティックスコットランド)、エスパニョール(スペイン)と8シーズンに及ぶ海外での経験は代表にとっても最大の財産だ。「日本を強くしたい」。そんな気持ちで戦い続けた俊輔の約束の地は横浜だった。移籍、スペインでのプレー、そしてW杯−。俊輔自身の言葉ですべてが明かされる。 (聞き手・荒川敬則)


 −8年ぶりにマリノスに帰ってきた心境は


 俊輔 日本に帰ってくることを考え始めた時から、帰るのはマリノスしかないと思っていた。こういうタイミングで帰るのは難しい面はある。でも、W杯が近づいているということもあるし、プレーできる環境でやりたいということもあった。日本から海外に行く時は向こうではよく分からないから、テクニックの面だったり、身体能力だったり、いい面があると驚いて評価してくれる。だから、逆に日本に帰ってくる時の方が難しいかもしれない。やって当たり前というプレッシャーがあるからね。そんなプレッシャーというのは選手にとって幸せなことだと思う。


 −わずか7カ月だったが、スペインリーグ、エスパニョールの印象は


 得点だね。点取らないと始まらなかった。運が悪いとかそういう言い方はよくないかもしれないけど、オレってそういうところがあるかもしれない。結局、最初の何試合かでもっと結果出さなきゃいけなかった。期待が大きすぎたこともあるかもしれないけどね。


 まあ、一番は(サッカーが)合ってなかったということだろうね。エスパニョールはスペインでも特殊かもしれない。とにかくアタック、アタック。オレのプレースタイルが分かって獲ってくれたと思ったけど、はまらなかった。


 バルセロナでの最後の夜に、デラペーニャルイス・ガルシアと食事をした。「タイミングが悪かった」「前の監督だったらもっと回すやり方だった」「海外ではちょっとしたタイミングで使われるか使われないかが、変わってしまう」とか言われた。でも、ちょっとしたタイミングの狂いでも、それ以上の実力があれば出れていたはず。悔しいという思いはあるけど、オレってやっぱり壁とかにはね返されてからまた、それをバネにうまくなろうと思うし、そうしてきた。だから、次に生かさなきゃ意味がない。もう一度挑戦というのはあるかもしれないけど、今はマリノスで骨を埋めるつもりでやる。まあ、移籍なんて何が起きるか分からないから。


 今回はオレのサッカーの神様が言ってたんだよ。少し休めって。01年の時もそんな感じだった。チームが変わって、苦しくなって恥骨痛めて、麻疹(はしか)して。初めて2カ月間サッカーをやらなかった。こんなに休んだのはあの時以来だよ。だから今はダメだってサッカーの神様が言ってたんだよ。だから、これからやるよ。

◆全部マイナスから入った4年間


 −06年ドイツW杯からここまでの4年間は長かった? 短かった?


 長かったねえ。全部マイナスから入ったような気がする。オシムさんになって、最初呼ばれない時には「走らないキャラ」みたいな言われ方して、だからそれを変えてやろうと思っていろいろやった。やっとオシムさんの心をつかんだと思ったら倒れてしまって…。次の岡田さんも「司令塔はいらない」みたいなことを言ってたんで…。その間に「10番」候補みたいな選手は何人か入ってきた。


 でも、今回のW杯で「10」で出たら、すごいことだと思わない? 8年間、「10」をつけ続けられたというのは自分で誇りに思うよ。「10」って良ければ褒められるし、悪ければたたかれる。それだけ大事な番号を付けてこられたというのはある。


 だから次のW杯では1発、2発やりたいよね。ちょっと調べたんだけど、W杯で日本人で2点取ってるのはイナ(稲本)だけでしょ。だから、1点取れば並ぶんだよ。それでもう1点取れば日本人でトップに立てるんだよね。あと中盤で30歳超えてW杯出た選手っていないんだよ。今回はヤット(遠藤)、イナもそうなるんだけど。ここまで大変な想いして頑張ってきたと思うし、やっぱりW杯で花を咲かせたいというのはある。


 −何をすれば、「悔いはない」「やり切った」と言えるんだろう?


 ない、ない。やり切ったなんて、引退してもないだろうな。これまでやってきたことに悔いはないのかもしれないけど、最後はやっぱり年を取ること、辞めなきゃいけないことに悔いは残ると思う。W杯だって同じ。「ああすれば良かった」ってのはあると思うけど、それは反省だし、次へつながることだから。だから100%の準備して、それでも結果が出ないんだったら、それは悔いはないんだよ。満足って言葉は格好良すぎるし、あまり好きじゃない。W杯で何しても満足じゃない気がする。

◆ベースづくり大事


 −岡田ジャパンのW杯での目標はベスト4。個人的な目標は


 チームとしては当然、目標はベスト4だけど、日本ってこんなんだよということを世界に見せるということも大事だと思う。本当に個人的な目標になるけど、まずは1勝。その1勝だって大変なことだと思う。日本にできて、これからも続けてできることは「つないで、つないで、動いて、動いて」連動したプレーをすること。もし、日本のプレーを見せることをやるんだったら、メチャメチャつなぎまくって全員攻撃の全員守備して、もし0−3で負けてもそれをやり続けることもありだと思う。監督が代わって、また戦術が変わって、その時のいい選手を呼んで戦うんじゃ、また同じことの繰り返しになっちゃわないかな。まず、ベースをつくることも大事になると思うよ。


 例えばイタリアとかがやるかもしれないけど、勝つということだけ考えるならエースに、カメルーンならエトーにガチガチに一番強いヤツをマンマークで付けて戦意喪失させるまでやるとか。日本だと今ちゃん(今野)くらいかな。完全に相手に合わせた戦略だけど、日本人ってそういう戦いもできると思う。


 将来は、海外でコーチや指導者をしてみたいと思うんだ。海外でやった選手が海外でコーチや監督をやってそれを持って日本に帰ってくる。そんな状態が普通になる時がきたら、もっと日本もレベルアップしてるだろうしね。ま、そのためにはコミュニケーションが必要なんだけどね(苦笑)。英語とか言葉はちゃんとやるよ。その時には語学学校にでも行くよ。


(2010年3月3日 東京中日スポーツ紙面より)


とりあえず、海外の現地企業に入るなら、言葉くらい覚えなよ。
日本人がみんなこんなだと思われたら迷惑じゃないか。これで人種差別とか、ホント片腹痛い。